「消えたいんだよ...。」 悲しそうに何かをこらえるような声で言うから あたしまでなんだか悲しくなった。 『帰らないの?』 「あんなの家じゃないよ。」 泣きそうな声で言うから 『じゃあ、あたしの家に...おいで。』 とつい言ってしまった。 時雨くんは目を見開いたあと 「馬鹿なの?...男を家に呼ぶなんて。」 呆れたように言い放った。