くつ下のあな。


振り向くとそこには彼がいた。


「犬と遊んでたら遅刻しちゃってさ。まだ帰ってなかったんだ」

「うん、ちょっと隼とバスケしてた。玄関で待ってるから帰ろう」

「じゃあこれ出してくるわ、いこう青木」
「う、うん」

「よし、帰ろうぜ」


成り行きで3人で帰ることになった私たち


「まだ道覚えてないんだろ?」


広瀬くんがからかったように言う

けどちょっとラッキーかもなんて浮かれていた


「あ、こいつは高橋晴嘉。俺と同じクラスで、マイペースだけどまぁいいやつだよ」


「まぁってなに」

「青木彩葉です。よろしくね」




この出会いが私の人生を変えてしまうなんて思ってもいなかった。