「同じ事いったぁーっ」

と。


そして、笑いながら歩いているうちに、学校についた。


下駄箱にたどり着き、

少し小さくなってしまった上履きを履いた。

さっきまではいていた、水色のスニーカーを下駄箱にいれ、扉を閉めた。

階段を上がり、私達の教室、[2年1組]に入ろうとすると、

優斗は、窓の外を気にしていた。

「優斗?どうしたの?」

私は、優斗の顔を覗き込む。

優斗は、

「まさか」

とつぶやいた。