「藍ッ!髪ツルッツル!」

優斗は私の髪を触って言う。

「とかしてきたの」

「すっげぇ可愛い!」

私は、すぐ真っ赤になってしまう。

優斗は、こんな事を素直に言えてしまう。
不思議だ。。

私、[優斗、カッコいいね]とか言えないもん。。

そんな優斗の素直な所も、大好きだ。

今日は少し暖かい。
夏に近づいている事を感じる。
青空と、白い雲が、とても美しく、私は思わずiphoneを取り出し、写真を撮りはじめた。

「空、きれいだな」
優斗は、私が写真を撮っているのを見たのか、空の話をし始めた。