ありがとうの涙

バシュッ

とまた、恐ろしい銃声が聞こえた。

こんな事が起きているなんて、想像出来なくて、
また涙が、こぼれ落ちた。

優斗は、私の手を、ギュっと握ってくれた。

それはまるで、[俺がいるから]と語りかけてきているような感じで、

暖かかった。