ありがとうの涙

「15分たった。
ゲームスタート。」

優斗は、ゴクリとつばをのんでいった。


私は、恐怖でまた涙を流した。

優斗も怖いだろうにな。

一切弱音をはかない。


私を守るためだろうか。

でも、今の優斗はすごいカッコいい。


頼りになるんだな。

と、しみじみ思った。