「あっすまん…」
 


なにがなんだかわかんなくて涙が止まらなかった


「大丈夫か?さっきはごめん」



手を握られていた…私の抵抗はあてにならない…もう、無理なんだ


「大丈夫ありがとう。」




「おれ、お前のこと…」



四月の風がわたしたちの邪魔をしたんだ


「ごめん聞こえない…」



「また言うな…」


このまま沈黙が続いた。




それから、矢崎君におくっていってもらったがなにもはなさなかった…