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あれは中学三年生の冬…
受験も終わってきせつが変わろうとしてた。


「上野ー…」
その声はなにか自信のない感じの声で萩野くんはうつむいた


「どうしたの?萩野くん?」
私は萩野くんの顔を覗き込んで聞いたんだ



萩野くんの視線が私に刺さる!
「俺……


おまえの



こと…






「彩~」」








あ、涼花だ!


「おーい!」





私は笑顔で手を振った。萩野くんがどんな顔をしていたのかも知らずに、





「え?なになに?彩~。萩野くんとなにはなしてるの?告白?」


……………。





一瞬ときがとまるくらいの沈黙につつまれた。そんなはずない!イケメンで運動神経のいい!萩野くんーが

「……そう「違うよ!!萩野くんが告白する訳ないでしょ!」」

私はそういってしまった。

「え?そうなの?。」
わらっていう涼花顔は不思議そうな顔をしてように見えた。

「でも、萩野くんさぁ、彩のこと……」




「伊藤…もう帰ってくれ。」





萩野くんがそうつぶやいた…


「え?あ?ごめん!お邪魔だったね。」


私は、わかんなくて






「え?なになに???」

っと聞いた

「ごめん萩野くん笑がんばってー!!!」


それからしばらくして





「上野……」


そういって私は抱きしめられた、

「え?どうしたの?なんかあったの?泣いてるの?」


そのまま黙ったまま時間が過ぎた…萩野くんは泣いてもない。ずっと寂しそうな顔をしていたんだ




私は本当に萩野くんが好きだとは知らなかったんだ。


涼花にあのあときくまでは。