「うっせ!ばか!」

頭をコツンってつっつかれた



「滝沢君にいわれたくない!ばか!」


むきになって言い返した


「俺も接吻も分かんないようなバカに言われたくないバーカ!」


「はぁ?まじない!少しでもいいと思った私がバカだった」




「そーだよ!おまえはバカだ!」





ムカつくけどなんか、本当の自分をさらけ出せたみたいで嬉しかった。



私たちはおとなしく教室に戻った。