この町も この通学路も この家の犬も この商店街も この空き地も 変わらない、 でももう高校生三年になってたんだ。あれから毎日同じ日を過ごすんだ。 この桜をみるのも三回目… 私がこの桜を始めてみたときよりピンクに見えなかったのは、 きっと…… ねぇ、あなたはいまどこにいるの?何してるの?元気なの? わからないよ… 「お前だけは守る……。」 脳裏に浮かぶこの記憶… この声… あの笑顔 あの泣き顔 またいつか… 会える の?