青い記憶

彼女はまだ泣いている。僕はそれを眺めていた。すると…

バンッ!

ドアがいきなり開き、男の人と女の人が歩いて僕のとこに来た。

「無事でよかったー」

女の人に抱きしめられた。

「お前けが人に抱きつくなよ」

男の人が言った。
僕は今知らない人に抱きしめられている。
驚きながらどうしたらいいかわからない。

「桜ちゃん?!どうしたの?なんで泣いてるの?!」

女の人が彼女のところへ近づいた。

「り…りくが……りくに…」

「桜ちゃん、落ち着いて。ゆっくり言って」

「り、りくに…わすれ…られた…。」

男の人と女の人は驚いた顔をして僕を凝視している。
僕が悪者みたいだ。
すると男の人が僕の肩をもった。

「りく!ウソをつくなよ!俺が誰か言ってみろ!!」

そんなこと言われたって僕は全く知らない人だ。

「わ、わからない。誰ですか?」

なんで、みんなそんな顔するんだ?
なんで、みんな僕のこと知ってるんだ?
てか、ほんとにリクって僕なのか?

「す、すみません。僕の名前ってリクって言うのですか?」

僕は聞いてみた。