「えーほんとぉ?漆原さんごめんねぇ〜」 「さっさと行くぞ」 コソコソと話すクラスメイトを横目に扉を開けた。 __ぐいっ 瞬間、セーターの裾を引っ張られ後ろに重心が傾いた。 「だめ」 振り返れば、藍がいて 無表情でじーっとこちらを見ていた その顔を見て、一瞬頬が緩むのが分かった