ずっと、昔今では懐かしい思い出高校に入学したら恋をいっぱいするんだと自宅から遠い高校に進学した私ゆう
中々友人が出来ずにいた私に声をかけてくれた二人の女の子。
その子たちが私の夢をひらいてくれた。
でも、男友達が出来ても前には進まなかった。一方的な恋。そんな、高校最後の夏休み。免許をとる為通いだした自動車学校で運命的な出会いをする。
はじめに、声をかけてくれたのは彼だった何気ない一言「ねぇねぇ、一人一緒に話そうぜ」川高のヤンキー風の彼よし君だった。
初恋じゃないけど一瞬で恋に落ちた。
短い時間だったけど一緒に居て楽しかった。この日から私は彼に会いたくて自動車学校に行くようになった。
彼と長く一緒にいたくて長い時間をかけて自動車学校に居て色々話してた。
学校のこと、家のこと、友人の事、いっぱい話してた。
もう私は、彼にぞっこんだった。
でも、時は流れるんだょね。
1月生まれだった彼は一足先に卒業していったの・・・結局、残された私は3月まで一人でいた記憶がある。
携帯の無い時代、家電やポケベルで連絡をとったことを今でも覚えてる。
そして、卒業。
沢山の思い出を胸に高校を卒業したあの日私に声をかけてくれた後輩がいた
やす君「先輩、話したいことがあるので後で会ってもらえますか?」
私は「いいよ」っと答えた。
待ち合わせ場所でやす君はこう言った「ずっと、好きでした。付き合って下さい」ちょっぴり嬉しかったけど私はこう答えた「残念、好きな人がいるの」と
でも、やす君とはその後も男友達として続いていく・・・それは、よし君が地元から離れ遠くに就職したからだった。私の恋、私の彼。
そして、19才の夏私は後輩やす君と結ばれた。はじめての男、そして罪。
後ろめたさからよし君と話せない日々が続いたある日彼が長期休みをとり帰ってきた。
「会いたいなぁ~」「今から行っちゃダメかなぁ~」と彼が連絡をくれた。
私は、すぐ返事ができなかった。
どのくらい空いただろう息をスッと吐き私はこう言った「会いたい。でも、私にはそんな資格はない」とでも、彼はこう言ってくれた「ゆうに何があっても・・・俺の気持ちは変わらない」とその言葉に私は泣いた。
「ごめん。ありがとう」と私は言った。そして、迎えに来た彼にかけて行き抱きついた。彼はそっと、キスをしてくれた。涙がフッとわきだし頬を流れていった。
よし君が優しく拭いてこう言ってくれた「ごめんなぁ。一人にさせて・・・悲しくさせて、ごめんなぁ~」とそして、この日私たちはひとつになった。
20才の冬。私たちは結ばれた。遠距離だけど今度は寂しくなかった。
沢山話して沢山恋をして沢山抱き合ったね。ちょっと、恥ずかしいけど。激しい恋だったね。
そんな私に、神様が授けてくれたひとつの天使。それを伝え様と連絡をしたあの日。悲劇はおこってた。
元々、走りやだったよし君の事故。
一般道路で女性の車に突っ込まれ彼は車のフロントガラスを突き破りからだ半分で止まり命をとりとめたことを2日後に友人から聞かされた私、会いたくてよし君のいる病院に新幹線で駆けつけた事を今でも思い出す。
変わり果てた彼は私にこう言った「ごめんなぁ。心配かけて。ごめんなぁ~」と私はただ泣いてた。
その時、私はよし君の前で倒れた。
何も言えないまま私は流産してしまった。よし君にしがみつき泣いた私。
そっとよし君が言った「ごめんょ。悲しい思いばっかさせて」とそして、二人で泣いてた。
あの日から私は強くなれた気がする。
窓の外には虹色の光景が広がっていた。
あの日からどのくらい歳月が流れただろう。結局私はよし君とは一緒にはならなかった。

もし、あの時よし君と一緒になってたら…まぁ、良いだろう。後ろは振り向かない。
前だけ見つめていこう。「虹色とともに」