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俺、結城春馬。8歳



年下と戯れてます(笑)




こいつ、瀧澤陽菜

生意気…親が仲良いから遊んでやってる















何故か分からないがこいつともっと一緒にいたいと思った















俺が入院する2日前、約束した







「もしお前が俺の事忘れずにいたら将来俺と結婚してほしい」





約束したのは俺からだった



最もあいつが覚えてたのは俺じゃない悠馬だけどな



だから高校にはいってお前を見掛けて運命だと思ったんだ











だからボールが当たったときは心配したけどラッキーだと思ったんだ





早く思い出してほしくて結構強引なことしたな





悔しいことに悠馬も忘れてやばってたがな














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そして今





あーあ、何やってんだ俺…

分かってたことなのにな…

涙が止まね…















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キーンコーンカーンコーン…





「よー陽菜」



「あ、先輩…」




「なー陽菜、俺と付き合ってください」







「あの…先輩…」








「言わなくていいよ、俺…諦めないから」







「ごめんなさい…先輩…」






「はは、も~ヤダな~陽菜ちゃん」

「そんな固くならないでよ」

「じゃあ俺行くね」





episode7