私が約束した「はるま」は悠馬じゃなくて春馬だったら私はどーやって彼と知り合ったのだろう…
思い出せない









ーーーーーーーーーーーーーー







ガサガサガサ…





合った、本!!


間違いない、この本だ













確か昔私達(陽菜とはるま)みたいに二人で仲良く冒険する話じゃなかったけな…






カサ…






あれ?この写真私と悠馬だ


でももう一人いる?!







「?!!!)






「先輩?…」












「お母さんこの子誰か分かる?」






「あー懐かしいわね、いつも3人でよく遊んでたものね」






「3人で?」







「あなたが覚えてないのも無理ないわね」









「だってすぐ入院しちゃったからね」









「そーなんだ…」


「ねぇこの子の名前覚えてる?」







「確かはるま君じゃなかったかしら」


「そういえば悠馬も同じ名前ね」








「名字は?」








「確か…結城?」

「そうそう結城春馬君!!だったわ」










「?!!!」













「一つ上だったわよね」


「元気にしてるのかしら」











「今日ね…その人に会ったの」









「あら、高校一緒だったのね」









「うん、」









「どーしたの?」








「あのね、今日話しかけてくれたんだけど分からなかったの」


「失礼なことしちゃったな…」










「あら、そーだったのね」








「でも徐々に思い出せるわよ」








「うん…」