ーーーーーーーーーーーーーー文化祭ーーーーーーーーーーーーーー








「只今から舞踏会を始めたいと思います」

「音楽が流れたら女性の方は順番に男性とペアを組んで踊っていただきます」












「えーーーずっと悠馬君と踊れないの~」












♪~








「どーしよ…」

「次悠馬だ」













「悠馬、櫻木さんとどう?」

「うまくいってるの?」






あれ?涙が溢れてくる









「陽菜、大丈夫か?」











「え? あ…うん…大丈夫だから」









「あ~も~やめだやめだ」









「悠馬????」











「お前のために我慢してきたけどお前が泣いてんじゃ意味ねーし」












「????」











「陽菜…俺は陽菜がずっと一番です」










「どーゆーこと??櫻木さんは?」












「お前バイトしてるだろ?」


「あいつ、その写真持っててよ、脅されたんだよ」










「そんな…私のために…」










「お前が泣いてたら一緒だからな」

「もう我慢しねーー」

「俺はお前だけのもんだ」












悠馬は私をぎゅっと抱きしめ
キスをした









「あ~も~飽きた」






「????」








「和華奈、もう悠馬君飽きた」

「写真も本当は持ってないの」

「でも悠馬君が和華奈を見てないならもういい」











「ありがとう櫻木」











「ありがとう櫻木さん」














「あくまでも和華奈がふるんだからね」

「絶対別れちゃダメだからね」












「うん!!ありがとう和華奈ちゃん」








「じゃあ和華奈帰るね」










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ヒュ~バン!!バン!!


(花火)





「陽菜…何回もゆーけど俺と付き合って下さい」










「うん!!」













またキスをした






ハプニングの連続だったけど

何だかんだでまた悠馬と付き合えて良かった






「悠馬…好きです」







episode14