2013---4.08



「起立、気を付け、礼。」

「「お願いしまーーす。」」


私たち3年2組の初授業は、美術で幕を開けた。





「みんな!2年生の時に業者さんに頼んだお皿焼けたから、去年の1組から順に、取りに来てね〜」


「あず〜、あずって去年5組だっけ?」

「うん!
海は確か1組だよね?」

「そ〜そ〜!
もうさ、先に取りに行かない?」

「うん!」






「………あれ」

「なんであずのだけないの!?」

「海ごめんね、一緒に探してもらって」

「いいよいいよ!」



キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン


「え、待って、ないよ!」

「海本当にごめん!
次体育だし、遅れたらあの先生怖いから海は先に教室戻って!」

「え!?いいよ、一緒にさが「だめ!」

「あず…ありがとう!」

「先生には腹痛ですって言っといて!」

「おけ!」


さて、探すとしますか〜〜〜!



---5分後---


待て待て待て、これはやばい。

本当に体育遅れるかも。

「中川…?」

「あれ?国本くん?
あ!もしかして、国本くんもお皿見つからないの!?」

「え……?あぁ!えっと…」

「わたしもなの!!
一緒に探そ!」

「お、おう!いいよ!!」









「あ、これじゃね?」

「あぁぁぁ!
そうそうそれ!!」

「しっかし、それにしてもセンスねーなw」

「うるさ…ww」

「さて、俺らもそろそろ行くか」

「え…?国本くんのお皿は?」

「あー…わりい、実はもうある」



「……、え!?
そーだったの!?
なんかごめんね…巻き添いだ。」

「別に〜、あってよかったな」

「うん!」




私はこの日初めて国本くんと話した。

180㎝以上あって、クールな面もあるから、怖くてなかなか話しかけられなかった。

けど、本当は優しくて、もっと話したいなって、、そうやって思うようになっていった。