驚いているのはわたしだけではなかった。 生徒たちも、わたしに驚いているみたい…。 けど、じろじろ見てくる視線は冷ややかで、馬鹿にするように笑ったり、しかめ面を浮かべたりしている。 絶滅危惧種 なんて、さっきの彪斗くんの言葉を思い出す。