俺様生徒会長に鳴かされて。




彪斗くんは、それまでの自信たっぷりな態度と打って変って、ふい、と目をそらした。



「おまえが『特別許可』なの、わかった気がした」





…?





「おい、小鳥」





けど彪斗くんは、急にまた乱暴な口調に戻った。



「おまえ、名前なんていうんだよ。

芸名じゃない、ホントの名前言えよ」