俺様生徒会長に鳴かされて。


「ほっそいだけのつまんねー身体のくせに、俺にアピールするなんて百万年はぇんだよ…っ、この地味女」



「………」



「ああもう悪かった!俺が悪かったよっ!

…そんなガキみたいに無防備に泣くなっ…」



ぺち!



急に、火照った頬に冷たい感触を感じた。



かと思うと、



指先がそっと涙をぬぐってくれた。