彼の行先はわたしと同じ生徒玄関みたいだけど、 幸いなことに、わたしの存在は道端の石ころみたいに彪斗くんに忘れられているみたいだ。 須田さんとの待ち合わせ時間にも遅れちゃう…早く行かなきゃ。 わたしは少し距離をあけて、彪斗くんの後に続いた。 が―――