画面じゃない、本物の綺麗な顔に見下ろされて、わたしは声を上ずらせながらうなづいた。 「はい一応、ここの生徒、です」 「じゃあさっさと来い。もたくたしてると、おまえまで質問攻めの餌食になるぞ」 「あっ」 ぐいと乱暴に手をつかんで、イケメンさんはわたしを門の内側に引っ張ると、柱に埋め込まれている同じような画面をタップした。