優羽はと言えば、もともと自然が好きと言うだけあって、同じように晴れやかだった。
俺はそんな優羽を見て、いっそう満足する。
ちなみに、優羽の今日のファッションだけど、
寧音に見繕ってもらったのか、とんでもなく可愛かった。
パステルイエローのキャミソールの上に、裾が落ち着いたレースづかいになっている白チュニック。
大きな丸衿は、細い首筋や白い胸元をきれいに見せていて、
緩めに編んだ三つ編みがふんわりと華奢な肩にかかって、抱きしめたくなる可愛さだ。
そして、極めつけは、
淡いモスグリーンの、少し長めのショートパンツ。
きっと寧音が相当ゴリ押ししたんだろう。
姿を見せた時の優羽は、ちっこい寧音の後ろにしきりに隠れようとして、かなり恥ずかしがったが、
白くて細い脚は、小鳥みたいでスラリとしていてとてもきれいだった。
内気な優羽にしてはかなり大胆な格好だけど、色使いが全体的に落ち着いているから、おっとりした優羽には逆にあっていて上品な感じさえする。
寧音、おまえにしては上出来だ。
今日ばかりは褒めてやるぞ。



