星月夜



けれど、
私の頭の中では“出なきゃよかった”と言う想いに苛まれていた

瞬に・・・なにより美鈴先輩に繋がるものに


一切触れたくなかった




「あの・・・?」



早く電話を切りたくて何も言わずに居る滝沢先輩を急かした



『片岡さん・・・・』


それはいつもの滝沢先輩の自信溢れたような声ではなく


力なく今にも消えてしまいそうなほど弱弱しい声だった













『瞬が・・・・・・・・・死んだ』