‥今日も目覚めの悪い朝を迎え私の一日は始まった




あの悪夢の様な出来事からもうすぐ一年‥




「いってきます‥」



朝食変わりのパンを一口かじって私は家を出た



照りつける太陽が私をジリジリと追い詰める



また‥一日が‥始まる‥‥




この日、片岡七瀬にとって最悪な日を迎える事など、誰も知らない




ただ一人を除いては―――‥