♪~♪~♪‥
「瞬!電話!電話鳴ってるよー?」
ソファーでうたた寝してる瞬に呼び掛けると瞬はテーブルに手を伸ばし携帯を耳に当てた
「はい」
寝起きで機嫌が悪そうな声を出す瞬に私は思わず笑ってしまった
けど、次の瞬間‥‥
瞬を纏う雰囲気が変わったのを私は見逃さなかった
私は思わず瞬の服の裾をギュッと握った
それに気付いた瞬が一瞬だけ私を見てすぐに目を逸らされてしまった
―――瞬?
言い様のない不安が私を襲う
そんな私に気付く事なく瞬はソファーからゆっくり立ち上がる
その時、握っていた服から私の手がするりと離れた
オイテイカナイデ‥‥
「‥‥えっ!?無理だよ‥‥今日はちょっと‥‥」
オイテイカナイデ‥‥
「あぁ‥‥分かった‥‥」
オイテイカナイデ‥‥
「しゅ‥ん?」
電話を切った瞬がゆっくりこっちを振り返る

