星月夜



「「いただきまーすっ!」」


瞬の作ってくれたオムライスを前に私たちは手を合わせた



「うん♪おいしぃー」


瞬は本当に料理が上手い。
私なんかよりずっと‥‥


なんか女として彼氏より料理が下手ってどーなの?!

って思うけど、前に瞬にその事言ったら瞬は「慣れだよ」って言って笑ってた



瞬の家は両親が仕事で不在がちだから小さい時から瞬が料理をしていたらしい


時々‥‥美鈴先輩が料理を持って来てくれたとも聞いた




私もママのお手伝いしよぅ




「七瀬、」


私が心の中でそう決意を固めてると


瞬の手が私の前に急に現れた


ぺチン!

伸びて来た手はそのまま私のおでこを直撃



「七瀬!‥‥また何考えてんだか。ぼんやりしてっとお前の分も俺が食べちまうぞ?」


「ダメっ!食べる、食べる!」



私はお皿を引き寄せようとする瞬からお皿を奪い返しスプーンを入れた



パクパク食べだす私を見て瞬はまたクスクス笑う



そんな時間が私はとても幸せだった