「ふぁー‥疲れたぁ」
瞬の家に着くと私は買い物袋を床に起きソファーに倒れ込む
「七瀬は体力無さすぎるんだよ」
瞬はスーパーで買ったものをポイポイ冷蔵庫に放り込みながら笑った
「だって、こんなに遠いと思わなかったんだもん」
スーパーを出た後、ケーキ屋さんに立ち寄る為をバスには乗らずにずっと歩いて来た
ケーキ屋さんを出た後も天気がいいから歩きたいと言った私に瞬は心配しながらも頷いて
そして二人で歩いて来たんだけど、およそ30分。
この距離がそんなにツラいとは思わなかった
それに昨日緊張して眠れなかったのも原因かも知れない
「夕飯、俺用意するから休んでろ」
「えっ?私も手伝うよ!」
料理は瞬の方が確実に上手いかも、だけど‥
「大丈夫だよ。七瀬はテレビでも見て待ってな」
瞬がソファー前のテーブルにオレンジジュースの入ったコップを置き、空いた手で私の頭を撫でた
「じゃぁ、お言葉に甘えてよろしくお願いします」
私は瞬に向かって深々と頭を下げた
その姿を見て瞬はまたふわりと笑った

