星月夜



長かった一日がやっと終わる


と言っても私は出席しただけで講義の内容は何一つ頭に入ってなかったのだけど



私は素早く携帯を取り出すと瞬にメールを送った



【講義終わったよ♪】


【正門に居る】


返事が返って来ると同時に私は駆け出した




「瞬ーーーっ!!」


瞬の姿を見つけると私は瞬に向かって手を振った


「七瀬、お疲れ。そんな急いでるとコケるぞ?」


「大丈夫だもん。だって瞬に早く会いたかったから!」


瞬は嬉しそうに抱き着く私の髪を撫でてくれた


瞬はいつも私の事を犬みたいだって言う




私の笑った顔が好きだと言ってくれる



それだけで


今はそれだけで充分だった



瞬を笑顔に出来るなら、


幸せに出来るのが私なら




それで充分だと、



この時は‥‥思ってた