「はっ?何それ?意味分かんない。
洸の元カノ超ームカつく!」
紗智は愛菜と会った後の帰り道
葉月に電話をした
愛菜と話した事を全てではないが
葉月に話した
「私は、あの人の言ってる事
分かる気がするんだよね。」
「紗智?」
「確かに洸を傷付けた事は許せないよ?
けど、あの人なりに理由があって
好きだからこそ別れちゃったわけだし。
後悔する気持ちも、やり直したい気持ちも
凄く分かる気がしたんだ。」
「紗智・・・。」
「私さ、洸が好きかって聞かれて
答えられなかったんだよね。
自分では好きだって分かってるのに。
洸に伝えたい言葉でもあるのに。
何にも言えなかったんだよね。」
「・・・・・・。」
「私、自信ないんだよね。
洸を好きな気持ちが、あの人より
あるかないかって聞かれたら
負けてると思うし。
それに、あの人は洸と付き合ってたわけだし
洸が本気で好きになって付きあってた人だし。
そんな人と別れて、また再会したんだもん。
洸が今でも忘れられないなら仕方ないよね。
私なんか・・・無理だよ。」
ネガティブ発言ばかりする紗智
そんな紗智の言葉を聞いた葉月はー・・・
「ほんとに、そう思ってるの?」
「え?」
葉月の質問に紗智は少し驚いた
「紗智が本気で、そう思ってるなら
私は紗智を応援出来ない。」
「葉月?」
「・・・紗智、後悔しない?
また半年前みたいに後悔しない?
私は半年前の紗智を見たくないの。
紗智が後悔している姿や
傷ついてる姿を見たくないよ。」
「葉月・・・。」
「洸の元カノとか洸の過去とか
今は関係ないじゃん。
紗智は今の洸を好きになったんでしょ?
洸だって紗智と出会えたわけだし。
それに気持ちを伝える前に諦めたら
本当に後悔するよ?ちゃんと気持ち伝えて
洸の気持ち聞くまでは諦めちゃダメ。
後悔するなら気持ち伝えてからにしなよ。」
葉月の言葉に紗智はー・・・
「葉月・・・。ありがとう・・・。
私、頑張ってみるよ。」
「うん。頑張って。応援してるから。」
「分かった。じゃあね。」
「うん。バイバイ。」
そう言うと二人は電話を切った
電話を切った葉月は思ったー・・・
自分が紗智に言った言葉は
まるで自分に言い聞かせてるような
そんな気持ちだったー・・・
そして紗智は葉月の言葉が胸に響いていた
凄く嬉しかった
紗智は、もう少し頑張ろう
そんな気持ちになった
