次の日ー
「え?葉月は行かないの?」
紗智が葉月を病院に行こうと
誘いの電話をしたが・・・
「ごめん。今からバイトでさー。
たまには二人っきりで話せば?」
葉月はバイトで行けないらしい
「昨日、話したよ。それに・・・。」
紗智は昨日の事で二人っきりは
気まずい気がして嫌だった
「実、誘おうかな・・・。」
「紗智!何、言ってんの?
二人になるチャンスじゃん!」
「で、でも・・・。」
「昨日、言ったよね?応援するって。
ここで頑張らないと後悔するよ?
洸が好きなんでしょ?!」
「・・・・・。」
「今から告るわけじゃないんだから
そんなに深く考えなくていいの!
ただ楽しく話せばいいじゃん。
半年前みたいにさ。
あの時の紗智は凄く楽しそうだったし
ほんと洸が好きなんだなって思ったよ?
私、あの頃の紗智に戻ってほしい。」
「葉月・・・。」
「頑張れ。」
「うん・・・。分かった。行ってみる。
話してみるよ。ありがとう。」
「うん。じゃあね。」
二人はそう言うと電話を切ったー
「やれやれ。」
葉月はため息をついて少し笑った
「・・・・・よしっ。」
紗智は葉月に背中を押してもらい
病院へと向かったー
その頃、病院では・・・
洸は病室に居たー
すると・・・
コンコンッ
ドアをノックする音が聞こえた
「はい。」
洸が返事をするとー
ドアが開いた
そこに居たのは?
「実。」
「・・・・・。」
実が立っていたー
「どうしたんだよ。一人?」
「ああ。」
「中、入れよ。」
「おう。」
実はそう言うと洸の目の前に立った
「で?どうしたんだよ。」
洸が実に聞いた
すると実がー
「お前に話があんだよ。」
「話?」
「・・・紗智の事だよ。」
「え?」
実は真剣な顔をして洸を見たー
そんな実に戸惑う洸・・・
そして紗智は
とにかく洸と話したい
そんな気持ちを胸に
病院へと向かっていた
洸と実が自分の事で話しているとは知らずー・・・
