clover*



そんな三人の思いを知らない洸は


病室で本を読んでいたー


すると・・・


コン、コン!


ドアをノックする音が聞こえた


「?・・・誰?」

洸が言った


ガラッ!

ドアが開いた すると・・・


「?!」

洸は驚いた顔をした

病室に入って来たのはー

紗智達や愛菜ではなく


「洸。久しぶりだな。」

洸と同じ高校に通う同級生で
バスケ部員達だった・・・


「お前ら。何の用?」


洸が怖い顔をして冷たい言い方をした


するとバスケ部員たちの中で
リーダー格であり愛菜に振られた
男子が洸に言った


「何の用って見舞いだよ見舞い。
ひでーな。せっかく来てやったのにー。」


「・・・・・。」


「お前さ部活、何で辞めたの?」


「・・・・・。」

「学校で噂になってるぜ?
お前、学校も辞めんじゃないかって。
それって事故が原因?」

「お前らに関係ないだろ?」

「関係あんだよ。俺らのせいで
部活も学校も辞めたとか言われたらさー
試合、出られなくなったら嫌だし
それに進路とかに響いたら困るんだよねー。」


「くっ・・・!」


洸は怒りがこみあげていたが必死に我慢した


すると洸に近づき
洸の顔に自分の顔を近づけ男子生徒が言った


「お前が調子に乗ってるから悪いんだよ。
周りにチヤホヤされていい気になりやがって。
マジ、うぜーんだよ。
まぁーお前が居なくても俺らで勝てるしな。
だから、もう二度と戻ってくんなよ。」


「・・・てめぇー・・・。」

洸は男子の胸倉を掴んだ


「殴るなら殴れよ。そしたら先生に言って
お前なんか退学にしてやるから。」



男子がフッと笑いながら言った


ついに我慢の限界が来た洸は・・・


「ふざけんなっ・・・!」


そう言うと
洸は殴りかかろうとした瞬間ー



「やめろ。・・・洸。」


そう言って洸の腕を掴んで止めたのはー・・・


「実?!」


実だったー