「私、洸が好き。もう一度やり直さない?
付き合ってほしいの。」
洸の病室で愛菜が洸に告白。
愛菜の真っ直ぐな瞳と
手は緊張のせいか少し震えていた・・・
洸は、そんな愛菜の告白に
「今更、何言ってんの?」
洸は信じられないって表情で言った
「私、洸と別れて凄く後悔した!
洸を振って傷つけたのは私。
こんな私なんかと付き合えないのは分かってる。
でも!やっぱり好きなの!
洸じゃなきゃダメなの!」
「・・・勝手な事、言うなよ・・・。
俺は、お前が好きだった。
一緒の高校にも本気で行きたかったし
違う高校に行っても付き合えるって
気持ちは変わらないって思ってたから。
なのに、お前は違った。
違う高校じゃ意味がないって言ったよな?」
「それは・・・。」
「何だよ、それ?いつも一緒じゃなきゃ
付き合ってないって言いたいわけ?
本当に好きなら高校が別々になっても
大丈夫なはずだろ?お前の好きな気持ちは
その程度の気持ちだったんだろ?」
「違う!私は洸と別れて卒業して高校に入っても
洸が忘れられなくて、ずっと好きだった…。
だから、あの日も自分の気持ちを伝えたくて
洸に会いに行ったの。
でも、まさか…あんな事になるなんて。
洸が事故にあってから洸の側に居て思ったの。
私は、やっぱり洸が好きなんだって。
だから気持ちを伝えたかったの!」
「俺が事故にあった事に対しての罪悪感と
俺のこんな姿を見て同情してんだろ?」
「・・・洸!」
「俺は、お前と、やり直すつもりはない。
今は誰とも付き合う気もないから。
それと事故の事は、お前のせいじゃないから。
誰のせいでもないから。
もう帰ってくれない?帰れよ。」
「洸・・・。」
「・・・・・。」
洸は愛菜の顔を見ず下を向いたままー
「・・・・・!」
愛菜は泣きながら洸の病室を飛び出してしまった
「・・・・・くそっ!」
洸は愛菜が病室を出ていった後
布団の上から自分の動かない足に
色んな感情をぶつけるように
拳で叩いたー・・・
