clover*



「何それ?洸が可哀想。
洸は何も悪くないのに
勝手に嫉妬して意味分かんない・・・。」


葉月は涙を流しながら
怒りをあらわにして言った


「まじ許せねー。あいつら。」

実は怒りに震えながら
両手にグッと力を入れて我慢してる感じだった

さらに実が話し始める


「それにお前さ・・・洸に助けてもらったくせに
見舞いにも行かないって、どーゆうことだよ?
友達だろ?親友なんだろ?
お前が自分のせいだって苦しむ気持ちも分かる。
でも!親友が苦しんでる時は側に居るのが
親友である、お前の役目だろ?!」


「・・・実・・・。」

実の言葉に紗智が涙を流す・・・


「悪いと思うなら一言、謝ればいい。
洸は許してくれる。あいつは、そーゆう奴だから。
けど親友が一度も会いに来ないのが
何より一番あいつにとって辛いに決まってるだろ?」

実の目から涙が溢れたー

そして実は胸倉を掴み言った・・・


「あいつが、この半年間どんな思いで
過ごしたかお前に分かるか?!」

実は、ふと思い出したー

同じ言葉を洸にも言った

「紗智が、この半年間どんな思いだったか?!」


「・・・・・。」

実は洸の気持ちも知らず
あんな事を言った自分が嫌になった

胸倉を掴んだ手を離し
実は、その場にしゃがみ込み頭を抱えた・・・


そして葉月は涙が止まらず下を向いたままー


実の友達は座ったまま呆然としていた・・・


紗智が近づいて話しかけた

「洸が怪我したのは君のせいじゃないよ。」

「・・・紗智!」

「実。実の言うことも分かる。
けど洸が怪我したのは誰のせいでもないと思う。
誰かのせいとか、そんな事を言ってたら
みんなが傷つくだけ。辛いだけだよ。
ただ洸は親友を助けただけ。
それは洸がしたかった事。洸の優しさ。
その優しさを分かってるから苦しいんだよね?」

「・・・・・。」


「君も、この半年間、苦しんだよね。
だからもう自分を責めないで?
洸だって、そう思ってるはずだから。」

「・・・・・。」

実の友達の目から涙が溢れたー


「落ち着いたら洸に会いに行ってあげて?
洸もきっと喜ぶと思うから。ね?」


紗智が優しく声をかけた

「・・・分かった。」

実の友達は小さな声で言った

「うん。」

紗智はニコッと笑った


すると実が

「なぁ?一つ聞いていいか?」

実の友達に話しかけた

「何?」

「愛菜って言う奴は洸の元カノなんだよな?」

「!」

紗智は実の質問にドキッとした

「ちょっと!実!」

葉月は紗智の気持ちを察したのか実に怒った


「お前らも気になるだろ?!
あの愛菜って言う女、洸の見舞いに来てるし。」

「愛菜、洸に会ってるのか?!」


「ああ。前に病院で会ったんだけど・・・
お前、二人の関係知ってるよな?
俺らに教えてくれないか?」


「・・・・・。」


実の友達は少し黙ってしまったが




洸と愛菜について話し始めたー