その頃、四宮病院ではー
「洸!」
実は洸の病室を調べて洸に会いに行ったー
実の声に驚いた洸は
「実・・・。」
動揺していたー
「やっぱり俺の事、覚えてるよな?
だったら紗智の事も覚えてるよな?」
実はそう言いながら
洸のベットに近づいた
「・・・だったら?」
洸は、そっけない態度をとったー
そんな洸の態度に実が切れた
洸の胸倉を掴み
「お前、何だよ!その態度!
何で紗智に、あんな態度とったんだよ!!」
「・・・・・。」
「紗智はな、ずっとお前に会いたがってたんだぜ?
この半年間、紗智がどんな思いだったか。
どんなに辛くて苦しかったか。俺や葉月だって
この半年間どんな思いで過ごしてきたか・・・!」
実は怒りがこみあげてきて
今にも洸を殴るんじゃないかってくらいだったー
そんな実の言葉に洸は
「・・・俺には関係ない。」
「・・・はっ?関係ない?ふざけんなよ。
お前、自分が何言ってんのか分かってんのか?」
「分かってる。分かってて言っただけだ。」
「お前っ!・・・紗智の事、
好きだったんじゃなかったのか・・・?」
「・・・・・!」
「好きなやつ、傷つけて平気なのかよ?」
「それは、もう昔の話だろ?」
「!・・・昔?」
「ああ。今は何とも思ってない。」
「てめぇ!」
実は我慢が出来ず洸を殴ろうとした!
けど・・・出来なかった
洸の胸倉を掴んだ手を離し洸に言った
「お前なんか・・・ダチじゃねぇ。」
そう言うと実は病室を出たー
洸は実の言った言葉一つ一つを思い出しながら
そして紗智の顔が浮かんだー
「・・・くそっ!」
洸は、そう言うと自分の足を手で叩いたー
