「着いた。紗智、座れる?」
洸が紗智をベンチに誘導した
「うん、大丈夫。ありがとう。」
紗智は、そう言いながらベンチに座った
「ここの方が花火、見れるかもね!」
葉月は花火が楽しみで仕方ない様子だ
「あと十分くらいか。何か食べるか?
屋台も何個かあるし。」
実が携帯の時間を見ながら言う
「あっ!まだ、かき氷、食べてない!」
葉月が思い出したように言った
「そう言えば...洸、かき氷、好きなんだよね?」
紗智が洸に聞くと
「うん、そうだけど?覚えててくれたの?」
洸が嬉しそうに言うと
「うん。」
紗智は少し照れながら返事した
「じゃあーかき氷、買ってくるか。
屋台、目の前だし。何味がいい?俺はメロンかなー。」
「私、イチゴ♪」
「俺、ブルーハワイ。」
「私は....。」
「レモンでしょ?」
「!」
紗智が洸を見ると
洸はニコッと笑って言った
「うん!」
紗智は洸が好きな味を覚えていた事が嬉しかった
「分かった。一人で4つ持つのキツイから・・・
葉月!お前、手伝え。」
「えっ!何で私が?」
「仕方ねぇだろ?洸だと女二人だけであぶねぇし
紗智は足が痛いんだから、お前しか居ないだろ?」
「確かに...。じゃあ行ってくるね!」
「洸、紗智の事よろしくな。」
「おう!分かった。」
「ありがとう、二人も人混みに気を付けてね!」
実と葉月は、かき氷を買いに屋台へと向かった
そして洸と紗智が二人っきりになったー
