clover*



「ごめん。邪魔しちゃったね。」

紗智の隣を歩く葉月が言った

「邪魔って…そんなことないから!」

紗智が慌てて言う

「そう?さっきの二人の姿、
凄くいい感じで何だかカップルみたいだったよ?」

葉月がからかうように言った

「カップルって...洸に悪いよ。」

「何でー?好きなんでしょ?!」

「ちょっ、声が大きい!葉月!」

紗智は思わず声が大きくなってしまった


そんな二人の様子に実と洸が振り返り見たー

呆れた顔して見る実と

「・・・・・。」

何とも言えない顔して見る洸


二人は、すぐに前を向いて話し始めた

「もー!葉月!」

紗智が恥ずかしそうに葉月に言う

「ごめん、ごめん!でも好きなんでしょ?」

「正直、分かんない。自分の気持ちが。
確かに洸と居ると緊張するしドキドキするし。
色々、意識しちゃうの。さっきだって・・・。」

「さっきって?」

「何でもない!!」

「そう?...まぁ、良いんじゃない?」

「葉月?」

「好きになるって自然になるもんだし
紗智が心から好きって思えるまでは今の感じで
良いと思うよ?」

「葉月・・・。」

「まぁー何かあったら言ってよ。
何でも話聞くからさ!親友なんだし♪」

「ありがとう!
やっぱ葉月は私にとって大切な親友だよー!」

「はいはい、分かったから落ち着いて。
らしくないから。」

「ごめん。葉月も何かあったら言ってね!」

紗智が笑顔で言うと

「うん・・・。ありがとう。」

葉月が言った