clover*



そして30分後ー・・・

洸は母と待ち合わせした本屋の前へと移動した

母親を待つ洸

さっき雑貨屋で買った商品の紙袋を見て

また笑顔になる

すると

「洸!」

洸が呼ばれた方へ顔を向けると

「・・・実。」

実の姿が・・・

「何?」

「まだ居たんだな。お前の母さんは?」

「買い物。来るの待ってる。
実は?今まで本屋に居たの?」

「いやっ・・・。すぐに参考書買って
帰ろうかと思ったんだけど
さっきの事が気になって。」

「さっきの事?」

「お前が買った本だよ。」

「・・・・・。」

「何で話してくれないんだよ。」

「関係ないだろ?」

「洸・・・」

「あっ。実。
それよりお願いがあるんだけど。」

「お願い?」

洸はポケットからある物を出し実に渡す

「何?」

「開けて。」

実は洸に言われ中身を見た

するとー・・・

「これ・・・お守り?」

ある物とは合格祈願のお守りだった

洸が行きたかった所とは

神社だった・・・

「紗智と葉月の分もあるから
渡しといてほしい。」

「俺が?」

「ああ。」

「いいけど・・・
直接、渡したくねぇの?紗智に。」

「渡したいけど・・・受験が終わるまでは
会わないって決めたから。」

「だけど・・・
紗智はお前から貰った方が
嬉しいんじゃないか?
紗智も直接貰った方が
受験頑張れると思うし。
だから、お前から直接渡せよ。」

「お前もしつこいな。
渡してくれって言ってんだろ。」

「会いたくねぇーのかよ、紗智に。」

「会いたいに決まってんだろ。」

「・・・・・。」

「これでも我慢してんだよ。
会ったら何度も会いたくなる。
けど紗智を困らせたくないんだよ。」

「洸・・・。」

二人が話していた瞬間ー・・・

「大丈夫ですか?!」

その声に反応した二人・・・

二人が声がする方へ見ると

人だかりが出来ていてざわざわしていた

「何だあれ?」

「何かあったのかな?」

二人は人だかりへと近づいた・・・

「大丈夫ですか?!」

誰かに声をかける男性

二人がよーく見てみると

誰かが倒れていた

すると洸は見覚えのある服装に

さらに近づいてみてみると・・・

そこにはー・・・

「!」

洸の母親が倒れていたー・・・