そして次の日ー・・・
この日は洸の外出日であった
洸の病室では洸の母親がいた
「ごめん、母さん。付き合わせて。」
「いいのよ。二人で出かけるの久しぶりね。」
「そうだね。」
コンコン・・・!
「はい。」
「洸君。出かける準備出来た?」
「先生。はい。」
「どこに行くか分からないけど
一人で行かせるわけにはいかないから
君のお母さんにも付き添ってもらう。」
「はい。」
「いいか?夕方までには戻るように。
それと何かあったら、すぐに電話するように。
私の携帯でもいいから。分かったかい?」
「はい。」
「それとリハビリを頑張って
今では松葉杖で少しずつ歩けるようにはなったが
安全性を考慮して今日は車イスで行ってもらう。
松葉杖だと転んだりしたら危ないからね。
君にとっては嫌かもしれないが・・・。」
「はい、大丈夫です。」
「分かった。
じゃあ気を付けて行ってきなさい。」
「はい。ありがとうございます。」
洸は笑顔で答えると
母親と病室を出て行った・・・
そんな洸の後ろ姿を見守る先生
「・・・・・。」
