clover*





そして次の日ー・・・

「今日も優太、意識戻らないのか?」

洸の病室に来た紗智達

実が洸に優太の事を聞いた

「ああ。病室に行ったんだけど・・・。
まだ戻ってない。」

「そっか。」

「先生が意識戻ったら知らせるって
言ってくれたんだけど・・・。」

「親父が?」

「ああ。」

「・・・・・。」

暗い表情になり黙る四人ー・・・

すると洸が

「そういえば受験勉強は進んでる?」

話を変え三人に聞いた

洸の質問に実が

「俺は体育大の推薦が貰える事になった。」

「推薦?!スゲーじゃん!」

実の言葉に洸が喜んだ

「まぁ推薦って言っても
スポーツ推薦とか指定校推薦とか
色々あるんだけどな。
俺は一般推薦だし。ギリギリだけどな。」

「でも凄いよ!体育大って
受験大変なんでしょ?
それなのに推薦とか凄いじゃん!」

葉月が言った

「推薦入試って面接?」

紗智が聞くと

「ああ。後は小論文。」

「試験はいつ?」

「願書提出が来月の11月入ってすぐだから
もうすぐだな。試験は11月下旬だから
あと一ヶ月後。」

「もうすぐじゃん。頑張れよ。」

洸が笑顔で励ます

「おう。」

実も笑顔で返事した

「小論文って難しそー。」

葉月の言葉に

「ああ。だから小論文の書き方の勉強を
しなきゃいけないんだよ。
書いた奴を先生にチェックしてもらって
書き直したりしてよー今から嫌になるわ。」

実はそう言うとため息をついた

「はは。落ち込むなんて
実らしくないじゃん。
で、紗智と葉月は?」

「私と紗智は同じ女子大目指してるから
受験は12月だよー。」

「学科は一緒なの?教師と保育士って。」

「うん。教育学科。」

「そうなんだ。」

すると洸が紗智と目が合った

「紗智はさ何の教師になりたいの?」

「え?」

「中学?高校?」

「あっ・・・凄く悩んだんだけど
小学校の先生になりたい。」

「小学校?」

「うん。私、子供が好きなんだ。
でも、まずは大学に受からないとね。
教師になれないし。」

「そっか。頑張れ。」

「ありがとう。」

二人は笑いあった

そんな二人を実と葉月が

嬉しそうに見ていたー・・・


すると、その瞬間ー・・・

ガラッ!・・・


病室のドアを開く音がした

四人はドアの方を見ると

そこに立っていたのはー・・・

「洸、どういう事?」


洸の元カノ 愛菜の姿だったー・・・