clover*



「実のお父さん体育大を受験する事を
許してくれたの?!」

次の日、洸の病室で

紗智達に父に体育大に行く事を

許してもらった事を話した

葉月の言葉に

「ああ。」

実は嬉しそうに言った

「良かったね、実。」

紗智が実に言った

「おう。サンキュ。」

実が言った

すると実が

「洸。親父から聞いた。
親父に俺の事、応援してくれって
言ってくれたんだよな?ありがとな。」

父から洸の事を聞きお礼を言った

「洸が?!」

葉月と紗智が洸を見た

「別に。俺はただ・・・。」

洸は少し照れくさそうな表情に

そんな洸に実は

「とにかくサンキュ!嬉しかった。
俺ぜってー体育大に受かるから!」

「ああ。」

洸は笑顔で返事した

「でさ今日、先生に体育大に受ける事言ったら
先生も応援するって言ってくれた。
俺、ぜってー体育大に行く!!」

「私も紗智と同じ女子大に絶対に受かる!
ねぇ?!紗智!」

「うん!」

三人は受験に向けて気合を入れた

そんな三人に洸は

「俺もリハビリ頑張る。
歩けるようになって
一日でも早く退院したい。」

「洸・・・。
うん、一緒に頑張ろう。」

紗智が洸に言った

「うん。」

洸は紗智に笑いかけた


三人が帰った後ー・・・

洸は車イスに乗り

ある所に向かった

それは優太の病室だった・・・

コンコン・・・!

洸が病室をノックした

「・・・・・。」

返事はなかった

洸は病室のドアを開ける

ガラッ・・・

洸は優太の病室の中へ入る

「優太・・・。」

洸の目線の先にはー・・・

ベットで眠っている優太の姿があった

優太が倒れて二日がたったー・・・

心臓も呼吸も安定していたが意識が戻らなかった

優太は目を覚まさなかったー・・・

実の父の話では

いつ意識が戻ってもおかしくない状態と言っていた

今はただ優太の意識が戻るのを待つしかないと・・・

洸は優太の顔を見て

「優太、ごめんな・・・。」

洸は優太に謝った

「手紙ありがとな。嬉しかった。
早く起きろよ。話したい事があるんだ。
紗智達も優太と話したいって言ってる。
優太にお礼が言いたいって。
優太に負けないように受験頑張るって。
俺もリハビリ頑張るから。
だから早く目を覚ませよな。」

そう言うと洸は優太の頭を優しく撫でたー・・・

しばらく優太の側に居た洸は病室を出た

そして病室には戻らず

ある所へ向かったー・・・