clover*




そして、この日から

紗智と洸は会わなかったー・・・

お互いの為に

紗智は中間テストに向けて勉強を

洸はリハビリに励む毎日

実と葉月もテスト勉強に励んだ


こうして一週間が過ぎた


「中間テスト来週かぁーやだなぁー。」

葉月がぼやいていると

「葉月、勉強頑張ってるみたいだし
大丈夫だよ。」

紗智が励ました

「何か紗智、明るいね?
洸と会ってないのに。寂しくないの?」

「もちろん寂しいよ?
でも仕方ないよテスト近いし。
それにテスト終われば会えるしね。
洸もリハビリ頑張ってると思うから
私も頑張らないと。」

「いいなぁー彼氏持ちはー。
羨ましいー!」

「葉月は実が好きなんでしょ?」

「え?」

「あっ・・・ごめん・・・。」

「何か謝れるのムカつくー!」

「ごめん。」

「嘘、嘘。そうだよっ!
私、実の事は諦めてないから!」

「葉月・・・。」

「今まで紗智の事、応援したんだから
紗智も応援してよねー?!」

「うんっ!」

「よーしっ!恋もテストも受験も
頑張るぞー!!」

「おーっ!!」


洸の存在があったから頑張れた

頑張れば また洸に会える

洸もリハビリ頑張ってるのだから

洸が頑張ってる時に側に居られないのは

凄く悔しいけどテストが終わったら

洸に会いに行って側に居たい

「リハビリ頑張ってるね!」って

洸に言いたいー・・・

洸、リハビリ頑張ってるかな?



その頃、洸はー・・・


「洸君。そのまま、ゆっくり。」

リハビリ室でリハビリをしていた


洸はイスに座り怪我をした右足を

上下に少しずつ動かしていた

足を動かすたびに深呼吸をする

洸の顔には汗

リハビリの大変さが伝わるー・・・


「じゃあー今日はここまで。
洸君、今日もよく頑張ったね。
じゃあ、また明日。」

洸のリハビリの担当である先生が言った

「ありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。」

洸は、そう言い頭を軽く下げた

洸はタオルで顔を拭いた

するとー・・・


「はい。」

洸の目の前には

ペットポトルの水だった


「え・・・?」

洸がペットポトルの水を持つ人物を見た


「実・・・。」

そこには実の姿があった


「おう。久しぶり。
リハビリ頑張ってるな。」

「お前、何でここに?」

「とりあえず飲めよ。」

「ああ、ありがとう。」

洸は実から水を受け取り

ペットポテルのフタを開けて飲んだ

「少し話さないか?」

「ああ、いいけど・・・。」


二人はリハビリ室を出た


「で?実、何でここに居んだよ。」

「何だよ。人がせっかく来てやったのに。」

「いやっ、来てくれて嬉しいけど・・・
お前、テスト期間じゃないのか?」

「ああ。来週からだよ。」

「だったら勉強しろよ。
紗智から来られないって聞いたんだけど。」

「俺は、そんな事、言ったつもりねぇーよ。
それに勉強してるよ。気分転換と言うか
お前と話したくてさ。」

「・・・・・。」


二人が話していると洸の病室に着いた