clover*



体育館を出て教室に戻った紗智達

席に着きホームルームが始まり・・・

「じゃあ、今日はここまで。
明日から授業始まるし受験生なんだから
気を引き締めるように!」

先生の話が終わった

生徒達が帰る支度をしている

紗智はチラッと実と葉月を見た

二人も帰り支度をしていた

紗智はカバンを持ち

二人の所に向かおうとしていると

「相沢ー!」

先生が紗智を呼んだ

「え・・・?」

紗智が振り向くと

「お前、今日、日直だろー?
日直日誌書いて提出しろよー。」

「あっ・・・。」

紗智は忘れていた

紗智は出席番号が一番なので日直だった

日直の仕事で日直日誌を書いて提出するのだ

「はい・・・。」

紗智は先生から日誌を受け取った

すると

「葉月-!一緒に帰るー?」

女子生徒が葉月に話しかけた

紗智が見ると

「ごめん。今日は一人で帰るね。」

葉月はそう言うと教室を出た

「あっ・・・!」

紗智は葉月に声をけられなかった

タイミング悪すぎ・・・

いやっ、ただ勇気が出なくて

話しかけられなかった自分が悪い

紗智はそう思った

「・・・・・。」

そんな二人を実が見ていたが・・・

「実-!行こうぜー!」

「ああ・・・。」

実は男子と教室を出てしまった

「そうだ、実は?!」

そう言うと紗智は実を探したが

実の姿は見えなくなっていた

「・・・・・。」

紗智は自分が嫌になった

とりあえず日誌を書かないとと思い

席に座り日誌を書く紗智

そんな紗智に近づき女子が

「一緒に帰る?待ってようか?」

紗智の様子を心配したのか声をかけた

「大丈夫。先に帰っていいよ。」

紗智は気を遣って断った

「そっか。また明日ね。」

「うん!ありがとう。じゃあね。」

女子は教室を出た

紗智は笑顔で手を振った

「・・・・・。」

教室では紗智一人となった