私は洸が好き
洸との距離がまた近づいた
私は今、凄く幸せだった・・・
もっと洸の事が知りたい
もっと洸の側に居たい
ただ、それだけで頭がいっぱいだった
この時の私は何も分かっていなかった
実の気持ちも葉月の気持ちも
気付いていなかったんだー・・・
この時の私は自分の事しか
考えていなかったー・・・
俺は紗智が好き
出会った時から 再会したあの日から
ずっと変わらない
実が紗智に告白すると言った
俺も紗智に告白すると伝えた
でも正直、自信がない
今の俺は足を怪我して動けなくて
病院に居る入院患者
そんな俺は紗智の側に居られない
紗智が辛い時や嬉しい時
紗智が側に居てほしい思っている時も
側に居てあげられない俺が
紗智に告白する資格があるのだろうか?
俺は不安だった・・・
俺は紗智が好きだ
ガキの頃から紗智の側に居て
紗智をずっと見てきた
俺は洸に紗智に告白すると伝えた
洸も紗智に告白すると言った
紗智は洸が好き
二人は両想いだ
そんなの最初っから分かってる
でも俺は自分の気持ちを抑えられない
もう幼馴染のままで居たくない
でも正直、不安だったー・・・
紗智との関係が壊れるんじゃないかと
俺は怖かった
でも俺は告白すると決めた
後悔だけはしたくないから・・・
私は実が好き
初めて出会った中学の時から ずっと
でも実は紗智が好き
それは言わなくてもすぐに分かった
二人は幼馴染だ
二人の関係は私の想像以上に深かった・・・
紗智は実の気持ちに気付いていない
ただの幼馴染だって言った
紗智が洸を好きなのは実も気付いている
そんな実の姿を見るのが辛かった
私の気持ちは誰も気付いていない
私も言うつもりもない
紗智にも実にも
私の気持ちを話したら
私達の関係は終わってしまうと思ったから
二人を傷付けてしまう気がしたから・・・
だから私の想いは私だけが分かってればいい
でも・・・本当は実に伝えたい
紗智じゃなくて私を見てほしい・・・
そう強く思う自分が居たー・・・
私達の想いは
それぞれに強くなっては
苦しくなっていった・・・
そして、その想いが
ついに止められなくなってしまったんだー・・・
11*想い
