なんて考えていたのも束の間。
やっぱり真島課長のいないオフィスは淋しいです。
夕方ちらほらみんなが帰って来る中で、ドアが開くたびに帰ってくるはずの無い課長が帰って来たかもしれないと反応してしまう。
それはそれは赤ら様に…。
ドアが開けば思わず喜んでしまう。
見えた姿があいつらで、舌打ちしてしまう。
そんな私に出迎えられたみんなは苛っとした表情を見せながらパソコンに向かう。
何度もこれを繰り返す中
最後の1人がドアを開けた。
違うとわかっている。
しかも最後に帰って来るのが川嶋だと分かっているのに、思わず一瞬、微笑んだ私を見つけるなり
川嶋がすかさず舌うちをした。
なんでこいつに舌うちなんかされなきゃいけないんだよ。


