「どうしたんだ?」
気づけば電話を終えていた課長がキョトンとした顔をしながら私を見ていた。
どーした?じゃないよ。
あんたのせいだよっっ‼
「…で?稲葉先輩どうかしたんですか?」
「いや…それが、みんなで話し合ってくれたみたいで…」
「何を?」
「今夜、会社の連中みんなで、飲み会を開いてくれるそうなんだ…。」
チーン。
「それはつまり、課長は明日から3ヶ月の出張に行くから
みんな私達の事を気遣うこともなく
パーっと飲んじゃいましょ?と、いうことですね?」
「つまり…
そうなるな。」
少しだけ申し訳なさそうな顔をして見せるところを見ると…
断らなかったんだな?


