「事故にでも遭ったのか?」
髪はぐちゃぐちゃの顔中引っ掻き傷だらけの彼女が息をきらしながら登場した。
「久しぶりの再開の一言目がそれですかっ⁈」
「まともな再会をしたかったら、まず身なりを整えろ」
俺の言葉に彼女は「だってー」と言いながら扉の奥からみかんの箱を持ってきた。
「なにそれ?」とみんなが箱に近づいた時
箱からピョンと顔をだしたのは
野良の子猫っ⁉
「ど、どうしたんだその猫っ⁈」
それは…その野良の子猫はっ…
俺の「果穂だっ‼」(「誘惑したくなる上司の条件」で登場した猫ちゃんです)
「いやぁ、ここ最近よくこの子猫を会社の外で見るようになって。
野良だと思うんで可哀想だから飼ってあげようかと思い、連れて来ちゃいました‼」果穂の言葉と同時になぜか、ぷっと吹き出して笑う川嶋…。


