翌日の俺は、朝礼で誰がチクったのかと、仲間内の喧嘩を恐れながら彼女の退職をみんなに話したが
予想に反してみんなら冷めた反応だった。
「そっか…」とか、「仕方ないな」とか
3ヶ月一緒にいて
ここの職場の仲間の中の良さを知っていただけに正直、ショックだった。
誰1人として誰を疑うことはなかった。
上司である以上、下手に喧嘩なんかされたらたまったもんじゃないが…
これはこれで…
失望だ。
「じゃあ、俺はこれから会議があるので今日はもう帰りません。と、いうか…明日には自分のオフィスに戻るので…
今日でみなさんと会うのは最後ですが…
3ヶ月間お世話になりました。」
すると若い女性社員が2人、花束を持って渡してくれた。


