「なら、どうした?
何でも素直に言ってくれ…。
全部受け止めるから。
今日はどうしても…
お前を抱きたい。」
重なる唇。
私だって課長と抱き合いたい。
愛しあいたい…
けど
それはできない…
どんなに求められても…
求められることが泣きそうなほど嬉しくても…
待ちわびていた瞬間を迎えようとしていても…
無理なんだ…。
ゆっくり離れた唇。
頬が熱い。
好きな人とのキスは
心で感じる。
キス一つで頭の中がとろけそうになる。
甘い甘いキャンディーよりも甘い。
「でも…だめなの…」
「どうして?
もう、俺は我慢できない…」


