「諦めてくれたほうが身のためだと思います」







身のためってなんだ?



誰かをフった経験の無さから…

かなり上から目線な言い方になってしまった‼


「あ、いや、今のは言葉の綾でしてっ…」


「俺の気持ちは100%報われないんですか。?」


「たぶん…きっと」




そう答えた瞬間


彼の熱い唇が


私の唇を塞いだ。



驚きで



呼吸が


時間が


何もかもが止まってしまったかのように


感じた…。




一体なにが…



起こったというの?